自然と子どもを見る環境にいた
どうして保育士になったのですか?
私が小さいころから、近所に多くの小さい子どもがいました。弟が10歳下にいることもあり、自然と子どもたちの面倒を見ることが好きになっていました。 大きくなって真剣に将来の夢を考えたとき、保育士さんに向いているんじゃない?という周りの声もあり、保育士を目指すようになりました。
保育士はいつから目指しましたか?
中学生の頃から、保育士になるという考えは持っていました。しかし、保育士を目指すための勉強は、高校から始めるか大学に入ってから始めるかで迷いがありました。 そんな中、高校進学の際に保育課のある私立の高校と、都立の一般高校を併願しました。幸いどちらも合格しましたが、まだ決意が固まりきっていなかったので、都立の高校を選択しました。
また、そのころから準備の段階として、ピアノを習い始めました。決心できたのは、大学に入学が決まってからかもしれません。
学生生活で大変だったことはありますか?
大学に通っていました。コロナ禍に直面しましたが、2年時の1年間のみオンライン授業となった以外、通常の学生生活を送ることが出来ました。実習もすべて行うことができ、そういった面では幸運でした。先輩から、実習はつらいとよく聞きました。私は日誌を書くことが慣れるまで大変でしたが、人間関係も良好で、順調に実習を行うことができました。また、子どもが可愛くて癒されたことと、実習先の先生方のやさしさに助けられました。
学生時代はどんな学生でしたか?
真面目だとよく言われました。サークルなどに入っていたわけではなく、放課後に仲の良い友人たちとカラオケに行くなどして遊んでいました。学校でも友人と楽しく過ごすことが多く、面談などでは先生方から、友達といる姿と授業中の姿はまるで別人だね、と言われていました。
仕事を始めて2ヶ月が経ちますが、どう感じていますか?
入社前、一般的に社会人一年目はつらいと聞き、覚悟をして臨みました。しかし、想像していたものとは違いました。まだまだ新人なので、すべての仕事が出来るわけではありませんし、抱えることも少ないかもしれませんが、今はこんなにも楽しいんだと思えるほど充実しています。
大変な事は無いですか?
大変なことは、私がメインでクラスを回すときです。
園児の午睡中に保護者への連絡帳記入と、活動日誌作成、指導案の記入がいつもギリギリになってしまいます。終わらなかったらどうしようと心配になることもあります。
そんな時先輩方は助けてくれますか?
仕事がギリギリになったり、終わらなかったりすることがあります。そういう時は、自主的に残って仕事を終わらせようと思っていましたが、いつも先輩方から、「明日のこの時間空けるから、ここでやっていいよ。」だったり、「今日のこの時間使っていいよ」と、積極的に時間を設けてくれます。なので、残業や持ち帰りの仕事もなく、いつも助けて頂いています。
保育士の仕事の楽しい事ややりがいは何ですか?
楽しさは毎日感じています。子供たちが本当にかわいいです。最初の希望通り乳児を担当できていますし、見ているだけで癒されています。
保育園の環境はいかがですか?
実習では大きな園ばかりに行っていて、先生の人数も多かったこともあり人間関係の難しさを目の当たりにしました。 しかし、今の園ではそういった心配事は全くないです。また、園舎自体も新しく本当に良い環境で働けていると思います。
これからどんな先生になりたいですか?
今はまだ、先輩方に甘えてしまっている面もあります。先輩方の仕事はきっちりとしていて見習うべきところが多くあります。 私も、要領よく全てのことをしっかり、先のことを考えることが出来る先生になりたいと思います。
これから就職をする後輩たちに一言メッセージをください!
実習は大変で、保育士をあきらめてしまう人も多くいます。しかし、実習と保育士のお仕事は全く違います。実習のつらさがトラウマになってしまっているかもしれませんが、一旦忘れて楽しいことが待っていますとお伝えしたいです。
一日のタイムスケジュール
08:30 起床(身支度)
↓ 自転車通勤
09:45 出勤
10:00 保育活動開始
12:30 お昼休憩
お昼寝タイム(子どもの様子を見ながら連絡帳などの返信を行う)
睡眠チェック(10分おきに行う)
15:00 おやつの時間
18:30 退勤
19:00 帰宅~入浴
19:30夕食
23:30 就寝