各保育園では、月に一度の避難訓練が義務付けられています。 葵みこころ保育園でも毎月1度行われる訓練を、避難訓練年間計画として年度当初にスケジュールを決め、欠かさず避難訓練を実施しています。訓練種別はその都度指定されており、避難方法もその都度変わります。今回の避難訓練は、地震を想定したものが行われました。
避難の流れ
まず、非常ベルと園内放送で一報を知らせます。放送を聞き、速やかに各クラス担当が園児の安全を確保すると同時に避難経路の確保をします。その間事務所にて、地震の際は世田谷区の防災速報を、火災の際は火災受信機にて速やかに状況確認をし、改めて園内放送で正確な情報を伝え、職員は災害情報に合わせた避難を開始します。今回は室内訓練を想定したため、先ず各クラスで集合し安全確認をとり、その後揺れがおさまったと想定したところで、余震に備えて1階保育室に避難していた0~1歳児に、2階の2~5歳児が合流し、全クラスが集合しました。
子どもたちの様子
乳児は、不安そうな顔を浮かべつつも、泣くことなく待機することが出来ました。幼児になると、机の下に隠れたり、防災頭巾を自らかぶったりと、落ち着いた行動ができる園児が多かったです。また口を押さえながら移動するなど、日々の避難訓練の成果も見え始めました。
保育者の意見
今回の訓練では、指示を出す人間、誘導する人間と役割を分け、声を掛け合い、スムーズに行うことが出来ました。訓練に園児たちが悪い意味で慣れてしまわないよう、これからも緊張感をもって取り組んでまいりたいと思います。また、月一回義務付けられている消火訓練においても、引き続き、消火器訓練やバケツ投水訓練を積み重ね訓練していきたいと思います。