年が明け、5歳児クラスでは就学をより一層意識した活動に取り組んでいます。その中の一つが、給食配膳です。
保育園では調理師がよそってくれた給食をいたきますが、小学校では給食当番がよそうので、自分でよそう練習を始めました。
エプロンと三角巾、マスクを身につけて行う給食配膳は特別感があったようで、初日は恐る恐る慎重に取り組む姿が見られたものの、二日目からは意欲的に張り切って行っている子どもたち。取り組みの内容としては、置かれている見本の通りに、よそう量やよそうお皿の種類を確認しながら全て自分でよそいます。また、よそうときのお約束として、自分で食べられる量を入れること、好きなものだけを選んで入れないこと、汁物は全体をかき混ぜてからよそうことなどを意識して取り組んでいます。
不思議なもので、自分で配膳するようになり、食べる量が増えた子、嫌いな食材も残さず食べれるようになった子、食べ終える時間が早くなった子など、とても素敵な変化が見られている年長組さん。
引き続き、就学準備を楽しんで行っていくことで、小学校生活に期待を膨らませていけるように援助していきたいと思います。