保育士は幼い頃からの夢だった
保育士を目指したきっかけは何ですか?
私が保育園に通っていたとき、その保育園の先生が大好きで憧れていたことがとても大きいです。
そして私には妹が2人いるのですが、幼い頃から妹たちの面倒をよく見ていました。
ですので、子どもたちと関わることは、私にとって向いているんじゃないかな?と自然と思うようになり、高校卒業後は保育専門の短大に進学しました。
保育士になるために苦労したことはありますか?
大学進学の年にコロナが流行し、保育を学んでいる2年間がコロナ禍と重なってしまったことです。
授業がオンラインになったことに加え、実習があまりできなかったことが大変でした。
本来であれば、大学在学時に身についているはずの実践的な知識が、私には不足しているのではないか、そんな不安がありました。
今、保育士となって2ヶ月ですが、子どもたちとの関わり方について、自分なりに試行錯誤しながら働いています。
周りの先輩方に見守られながら頑張れる
仕事で失敗した時、どのように乗り越えますか?
大事には至らなかったのですが、私の不注意で柵を閉め忘れたことがあり、自分の何気ない行動にも責任を持たなければいけないな、と反省しました。
そのとき、周りの先輩方から、励ましの言葉をいただけたことがとても心強かったです。
同期がいない私にとって、疑問点を気軽に質問できる風通しの良い環境は、とてもありがたいです。
女性の職場ならではのギスギスした感じは全くなく、一人で抱え込みがちだった私も、いい感じで力を抜くことができるようになりました。
月曜日よりも火曜日、火曜日よりも水曜日といったように、毎日少しずつ成長していけるように仕事に取り組んでいます。
仕事をする上でのやりがいや、大切にしていることは何ですか?
入園して間もない頃は不信感でいっぱいだった子どもたちが、最近は名前を呼ぶと駆け寄って来てくれたり、お散歩のときに手を出してきてくれたりするようになりました。
そのような変化を実際に肌で感じられることが、保育士としてやりがいを感じている部分です。
また子どもたちにとって、第2のおうちとなれるような、近所のお姉ちゃんと遊んでいると思ってくれるような、そんなアットホームな雰囲気を作っていくことを大切にしています。
子どもたちが安心していられるような、そんな居場所を提供できるよう日々意識しています。
将来どのような保育士になりたいですか?
私が保育士を目指すきっかけとなった先生は、優しいだけではなくて、面白さであったり、厳しさであったり、色んな面を持ち合わせている方でした。
わたしは先生のように、子どもたちが信頼してくれるような保育士になりたいです。
保育園に来て、私の顔を見たら安心してもらえるような、そんな存在になれると嬉しいですね。
後輩に向けたメッセージ
私はコロナ禍であまり実習ができなかったので、実際に働き始めてから、学ぶことや直すことがたくさんありしました。
大学の実習は大変なことも多く、二度とやりたくないと思うこともあるかもしれません。
けれど、その分働き始めると、実習で学んだことは役に立つことばかりですので、投げ出さずに頑張って取り組んで欲しいなと思います。
とはいえ、今もまだコロナ禍は続いています。
もしわずかでも子どもたちと関われる時間ができたときは、積極的によりたくさんのものを学ぶぞ!という気持ちで、取り組んでみてくださいね!
一日のタイムスケジュール
07:30 起床(出勤準備)
08:30 出勤
09:00 保育活動(子どもの受け入れ、おやつタイム、お散歩)
子どもたちのお昼ご飯タイム
お昼寝タイム(子どもの様子を見つつ、お昼ご飯を食べたりお便り帳などの返信を行う)
15:00 おやつの時間(*以降、順番にお迎え対応)
18:00 退勤
19:00 帰宅(感染症対策のためすぐに入浴)
19:30 晩ご飯
20:30 趣味の時間
23:00 就寝